我が家の趣味苗として育てていた「帝玉」
石ころのような形が面白いが、地味でもあるので放置されがち。
今回は、それでも逞しく育ってくれている帝玉に関するお話しです。
帝玉のプロフィール
みんなの趣味の園芸サイトを見ると、学名:Pleiospilos nelii ‘Teigyoku’
となっています。
私は最近、原種を数多く育てているので、こういった学名の面白さを少しずつ感じています。
Pleiospilosは、Echeveria属と同じ属名ですね。
プレイオスピロスと読みます。
neliiが品種名みたいなものです。
帝玉がどのように登録されているのかデータベースをのぞいてみましょう。

こんな感じで登録されています。
Teigyokuの文字はどこにも見当たりませんので、Teigyoku(帝玉) は学名でないことがわかります。
一般的には流通名と言われるものです。
この品種はNel博士が発見しました。
ラテン語では、〜のものを表す i が語尾につきます。
Lau博士が発見したLauiのようにですね。
でも、nelii の場合は i が2つついています。
これはどうやら、母音で終わる場合 i が1つ
母音で終わらない場合は i が2つつくようです。
(何にでも例外はあるのでしょうが。。)
せっかくなので偉大な両博士をご紹介しましょう。

ちなみに、データベースにある「Schwantes」という企業が帝玉を発表しました。
我が家の帝玉

こんな感じで、元気に育っており
花も咲かせています。
寒さには弱いようですが、最低気温0度のハウスに置かれた帝玉は枯れることなく育ってくれています。
花はメセンらしく、夕方前にパーンと咲いて、すぐ萎みます。
受粉するまでリピートされるのか、不明ですが、そのうち花は開かなくなります。
メセンは自家不和合性と言って自分の花粉では種ができないと言われています。
実際、そうなのかもしれないのですが、この帝玉は違います。
帝玉も自家不和合性?
少なくとも我が家の帝玉は自家受粉で種が取れました。
なので今年も受粉の手助けは特にしません。

種を蒔いて育った帝玉っ子
ひなどりみたいで可愛いですね。
昨年(2025年)の8月にタネを蒔いて、現時点(4月)では約2cmほどに育っています。
欲しい方がおられましたら直売所や通販で販売しますよ!
なぜ自家受粉できるのか!?
初めて花が咲いた様子をTANIPATOで記録していました。
TANIPATOは多肉育成記録アプリです。
いろんなシーンを記録しておくと、あとで見返したりできて楽しいですよ!!
iPhoneとAndroid版があります。
それぞれのストアで「多肉」と検索してみてくださいね。

中央から数本突き出ているのがめしべです。
その周りにオシベが密集しています。
めしべとおしべの高さが違う・・・
なるほど、これじゃ物理的に受粉は無理だな。
でも、昨年は自家受粉できたよな・・・不思議だ
なんてほげ〜っと考えていました。
しかし・・・
その後、衝撃のシーンを目撃することに・・・

なんと、めしべが花粉を自ら取りに行ってるのです。
生命の神秘ですね!!
帝玉のまとめ
- Teigyokuは流通名であり学名ではない
- Nel博士が発見
- 帝玉は自家不和合性ではない
- 多肉育成にはTANIPATOアプリがおすすめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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