多肉屋365が夏の発送をクール便にする理由

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こんにちは。
多肉屋365の店長です。

今日はですね、

「なぜ多肉屋365では、夏の通販をクール便で発送しているのか」

このお話をしたいと思います。

多肉植物って、暑さに強い植物というイメージがありますよね。

ですから、

「多肉なんだから、普通便でも大丈夫なんじゃない?」

と思われる方もいらっしゃると思います。

でもですね。

店長は、真夏に普通便で多肉を送るのは、ちょっと怖いんです。

お客様に届いた多肉が痛んでいれば、悲しい気持ちにさせてしまいます。

それだけでなく、多肉屋365に連絡するという面倒な作業をさせてしまいます。

そんなことをなくしたいのです。


多肉は暑さに強いが箱の中は別です

確かに多肉植物は、一般的な植物に比べれば乾燥には強いです。

暑さにも、ある程度は耐えてくれます。

ただ、

暑さに強いことと、高温になった段ボール箱の中に長時間入れておけることは、別の話だと思っています。

例えばハウスの中。

ものすごく暑くなります。

でも、ハウスでは風を当てることができます。

遮光もできます。

換気もできます。

夜になれば気温も下がってきます。

そして何より、

苗の状態を店長たちが見ることができます。

でも、一度段ボールに入れて発送してしまうと、

その苗が今どんな環境にいるのか、

こちらからは分かりません。


一番怖いのは「何℃になるか分からない」こと

ここが店長としては、一番怖いところなんです。

例えば、その日の最高気温が35℃だったとします。

でも、

外気温が35℃だからといって、荷物の中も35℃とは限りません。

トラックの荷室が何℃になるのか。

荷物がどこに置かれるのか。

直射日光が当たる場所なのか。

営業所でどれくらい待つのか。

そして、その状態が何時間続くのか。

発送した側には分かりません。

つまり、

苗を発送した瞬間から、普通便ではこちらで温度を管理できなくなる。

これが一番大きいと思っています。


実は「夜だから大丈夫」とも限りません

そして、もう一つあります。

荷物を発送したら、

その日のうちにずっと走り続けて、翌朝お客様のところへ着く。

そんなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、発送するタイミングによっては、

荷物が次の輸送に移るまで、

翌日までトラックの荷台などで待つケースもあります。

夏ですからね。

夕方になったからといって、すぐ涼しくなるわけではありません。

夜になっても気温が高い日はあります。

昼間の熱が残った荷室も、決して涼しい環境とは限りません。

その中で、多肉が段ボール箱に入ったまま何時間も待つ。

店長としては、ここも気になるんです。

一方、クール便の場合は、

冷蔵設備のある環境で温度管理されます。

店長が利用している配送環境では、

車両のエンジンが停車している間も、およそ8℃程度の冷蔵環境が維持されると聞いています。

ですから、

「夜だから大丈夫だろう」

ではなく、

輸送が止まっている時間も含めて、極端な高温を避けたい。

これも、クール便を使っている大きな理由です。


一瞬40℃になることだけが問題ではありません

よく、

「多肉なら40℃くらいでも大丈夫なんじゃない?」

という話があります。

確かに、一時的に高温になったからといって、

すぐに全部の多肉がダメになるわけではありません。

でも植物にとっては、

最高何℃まで耐えられるかだけが問題ではない

と思っています。

高温の状態が何時間続くのか。

風があるのか。

蒸れていないか。

苗が元気な状態なのか。

抜き苗なのか。

カット苗なのか。

いろいろな条件が重なります。

そして段ボールの中には、基本的に風はありません。

ですから店長は、

「多肉は何℃まで耐えられるから大丈夫」

という考え方ではなく、

できるだけ極端な環境に置かない

という考え方をしています。


そして、最近もう一つ気になるのが「置き配」です

さらに最近、

店長が気になっていることがあります。

それが、

置き配です。

昔、宅配便といえば、

玄関でピンポーンと鳴って、

配達員さんから手渡しで荷物を受け取る。

これが普通でしたよね。

でも今は、配達員さんの人手不足もありますし、

宅配ボックスや置き配など、

荷物を直接受け取らない方法もかなり一般的になりました。

もちろん、

すべての通常便が自動的に置き配になるという意味ではありません。

ただ、お客様の設定や配送方法によっては、

玄関前などに荷物が置かれて、配達完了となる場合があります。

これが真夏の多肉では、

店長はちょっと怖いんです。


配達が終わってからが危ないこともある

例えばですよ。

朝、苗が無事にお客様の家まで到着しました。

ここまでは何の問題もなかった。

ところが玄関先に荷物が置かれた。

お客様は仕事に行っています。

帰宅するのは夕方です。

そうすると、

真夏の玄関先に、段ボール箱が何時間も置かれる可能性があります。

もしそこに西日が当たったら。

外気温が35℃を超えていたら。

段ボールの中がどうなるのか。

これも店長には分かりません。

つまり、

配送中だけ気をつければいいわけではないんですよね。

配達されてから、お客様が実際に苗を受け取るまで。

そこまで考えないといけないと思っています。


クール便には「手渡し」という安心もある

そこでクール便です。

クール便の場合は、

通常の置き配とは違って、

基本的に冷蔵管理が必要な荷物として扱われます。

つまり、

玄関先にポンと置いて終わり、という配送にはなりません。

きちんとお客様に受け取っていただく。

不在なら再配達してもらう。

店長にとっては、

この安心感も非常に大きいんです。

だから多肉屋365がクール便を使っている理由は、

単純に

「暑いから冷やして送ろう」

というだけではありません。


クール便を使う理由は大きく3つ

整理すると、

多肉屋365が真夏の発送にクール便を使っている理由は、

大きく3つあります。

一つ目。

輸送中の極端な高温を避けたい。

二つ目。

輸送途中で荷物が待機する時間も、できるだけ温度管理された環境に置きたい。

そして三つ目。

配達後、真夏の屋外に長時間置かれることを避けたい。

この3つです。

つまり、

苗を冷たくしたいからクール便を使っているわけではないんです。

お客様の手元に渡るまで、

できるだけ危険な高温環境に置きたくない。

そのためにクール便を選んでいます。


だったら夏は通販をやめればいい?

もちろん、

「そこまで心配なら、夏は通販をやらなければいいじゃない」

という考え方もあると思います。

実際、店長も以前は、

夏の通販はやめた方がいいんじゃないか、

と思っていました。

でも、

通販を楽しみに待ってくださっているお客様もいます。

夏でも新しい多肉をお迎えしたいという方もいらっしゃいます。

だったら、

「夏だから送れません」

で終わりにするのではなく、

どうしたら少しでも安全に届けられるのかを考えよう。

そう思いました。

そこで選んだ方法の一つが、

クール便です。


クール便なら100%安全なの?

ただしですね。

ここは誤解してほしくありません。

クール便なら絶対に苗が傷まない、という意味ではありません。

多肉植物は生き物です。

苗の状態も違います。

輸送時間も違います。

そしてクール便だからといって、

発送してからお客様の手元まで一瞬たりとも同じ温度、

というわけでもありません。

ですから多肉屋365としても、

「クール便なら絶対安全です」

とは考えていません。

あくまでも、

真夏の輸送リスクを少しでも小さくするための選択です。


クール便代をお店が負担している理由

そして今年の夏、

多肉屋365では、

クール便の追加料金をお店側で負担しています。

これにも理由があります。

お客様に、

「クール便だと送料が高くなるから、普通便にしようかな」

と迷ってほしくなかったんです。

お客様のせいにしない

発送方法の選択肢に通常便とクール便があったとします。

当然、クール便は割高です。

店側は、お客様に対して「どちらか選んでください」と言うわけです。

そしてお客様は割安な通常便を選択しました。

しかし、開封してみると暑さでジュれた苗を発見。

お店に連絡。

しかし「それはお客様がクールを選ばなかったからですよね」なんて言われたら悲しくなりますよね。

なので選択いただけないようにしています。

もし、送料にお金をかけたくないので第四種郵便で発送して欲しいと言うお客様がおられても、多肉屋365がその要望に答えることはありません。

その場合、ご縁がなかったとあきらめます。

売上よりも安全を優先したいと考えています。

店長自身が、

「この時期はクール便で送りたい」

と判断しているわけですから、

だったらその費用は、

お店側で負担しようと考えました。

もちろん、お店としてはコストがかかります。

普通便で送った方が安いです。

でも、

発送した後に、

「今日暑いなあ……あの箱、大丈夫かなあ」

と一日中気にしているくらいなら、

できることはやっておきたい。

店長はそう思っています。


発送したら終わりではありません

多肉屋365から苗を選んでくださって、

注文してくださって、

こちらで苗を選んで、

梱包して、

発送する。

でも、

発送したら終わりではないんですよね。

お客様が箱を開けて、

苗を手に取って、

「無事に届いた」

と思っていただくところまでが、

店長は発送だと思っています。

だから、

できるだけ良い状態で、

店長からお客様へ、

多肉をバトンタッチしたい。

そのために、

多肉屋365では夏の通販をクール便で発送しています。


終わりに

ということで今回は、

多肉屋365が夏の通販をクール便で発送している理由

についてお話ししました。

クール便だから絶対に安全、

ということではありません。

でも、

配送中の高温。

輸送途中で待っている間の高温。

そして、

配達された後に屋外へ長時間置かれるリスク。

これらを少しでも減らしたい。

だから多肉屋365では、

夏の発送にクール便を使っています。

そして無事に届いた苗を、

今度は皆さんの環境で、

元気に夏越しさせていただけたらと思います。

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