別のブログ記事で「理想のお水やり」を紹介しました。
直売所のお客様から聞いた話ですが、改めてご紹介します。
ポットを手に取って
もし枯葉があればそれを取り除き
多肉の体調やポットの土の渇き具合を確認し
状態に合わせた水やりを行い
棚に戻す。
ここで重要なのは、たっぷり水やりをしてはいけない多肉からのサインを見逃さないと言うことです。
本ブログ記事ではそのサインを見ていきましょう。
土は湿っているのに多肉の葉っぱにハリがない
これは根や茎に異常があり、水が吸えてない状態です。
根が痛んでいる状態かもしれないため、この状態でさらに水を与えると根の周りが酸素不足となり、さらに症状が悪化。最悪の場合、ジュレが発生するかもしれません。
葉っぱが全体的に黄色くなっている
本来の色とは異なり、全体的に黄っぽく変色している場合。
ただし半透明になっていないことが前提です。
これは高温障害の一種です。
遮光率を高めるか、可能であれば復活するまで風通しの良い日陰での管理が良いでしょう。
葉っぱを触ってみてハリがあれば、それほど深刻ではないので、夕方にさらっと水やりをして、少しでも早く多肉の温度を下げる工夫をしましょう。
多肉は夜間にしっかり温度を下げることができれば体調は復活します。
下葉が半透明になっている
これは間違いなく水やりしてはいけないパターン。
半透明の葉っぱを取るだけでなく、土から抜いて根や茎の状態をチェックしましょう。
黒い箇所があれば、はさみやカッターなどで取り除きます。
そしてすぐに土に植えず、そのまま風通しの良い涼しい場所で経過をみていきましょう。
触っただけで葉っぱが取れた
明らかに苗に異常があります。
危険を感じたために、子孫を残すために葉っぱを切り離しました。
葉の脱離と呼びます。
この場合も苗の状態をチェックしましょう。
取れた葉っぱ自体に問題がない場合が多く、葉挿しできることもあるため挑戦して損はありません。
可愛く紅葉している
真夏にも関わらず真っ赤に紅葉している。
もともと真っ赤なロメオルビンですら葉っぱの根本は緑になってくる真夏。
明らかに異常と思われる紅葉をしている場合も水やりは避けた方が良いでしょう。
かわいいな〜
などと癒されている場合ではありません。
苗のどこかに異常がありストレス状態となっています。
葉っぱを触って異常がなさそうであれば、一旦水を控えて様子を見ましょう。
土が湿っている
他の多肉と同じタイミングで水やりをしたのに、ある苗だけ湿っている。
あくまで均等に水やりができているものとします。
この場合も、根が弱っているなど、どこかに異常があります。
ただ、葉っぱに異常が見られない場合は症状は軽度だと思われますので、水を与えず乾くまでしっかり待ちましょう。
できれば風通しの良い日陰で管理するとなお良いでしょう。
まとめ
様々なSOSが苗からは発せされています。
今回は思いついたものを書いてみましたが、まだまだたくさんあると思います。
思い出したものがあれば、追記していきます。
元気な苗であれば、たっぷり水やりしても、ロゼットに溜まった水をそのまま放置しても元気に育つのです。
生産者であれば、同じ苗を数十〜数百と育成していますので、そのうち数%が枯れても許容範囲として諦めています。(100%枯れないように対策するのはお金がかかるのです)
しかし趣味で育ててる方は同じ苗をいくつも持っていません。
と言うことは1苗枯れただけでも悲しい思いをするものです。
ですから、水はやるか、やらないか
ではなく、状態をチェックして水は与えるようにしましょう。


コメント